勉強が好きになる!?

2月もまもなく終わり、来週からは3月。
一年が本当に早いことを実感する毎日です。


1・2年生は来週から学年末テストに入ります。ただ今はその対策中!
また、テストが終わると、この一年間学んできたことを総整理する時期でもあります。
当院では3月を復習月間としています。
大事な内容をもう一度確認することで、4月からの新学年に備えようというわけです。(いわば無料の春期講習)


ところで、
「あなたは勉強が好きですか?」
「はい、好きです。」という人はOK。
「なんで好きやねん。好きやという人の気持ちがわからんわ。」と答える人がほとんどでしょう。


かくいう私も皆さんと同じ年頃の頃は、そう思っていました。
気の合う友達と遊んだり、好きなことに没頭することの方がず〜と楽しかった記憶があります。


しかし、勉強しなければならない以上、嫌い、つらい、面白くないと思いながらするよりも楽しく、やりがいがあって、自分に自信がつくようになる方がいいに決まっていますよねえ。
(「そりゃそうだ!」という声が聞こえることとして先へつづける)


嫌いな教科や単元を解ったのか、解らないのか、解らないままにして、問題を解くからやる気が起こらず、解らないが固まってしまうことになります。
(ああ、ややこし)


難易度の高い問題も、もとは基本の理解がポイントです。
例えば、いきなり階段を十段目にのぼることはできませんよね。一段ずつのぼるからこそ、十段目に到達できるのです。
その第一歩が学習でいえば、基本の理解であり、考え方の確認です。


「あっ、そうか!」となる糸口が解れば、「この問題解けるかも」という光明がさしてきます。
そして、解けたときの何とも言われない爽快感や達成感が味わえると、自信がつき「次の問題も解いてみよう!」という意欲が湧いてきます。
そこに、おもしろみ→好きになる道が開けるかも。
そうなるためのきっかけとして、解りやすい解説が必要です。


こんな経験はありませんか。問題を解いて「解答」を見ても、その解説の意味が解らないということが。
ところが、順序正しく説明してもらえれば、「ああ、なるほど。そういう意味か。」とわかったりしますよねえ。
これこそが教える側、すなわち教師の使命です。


「あっ、そうか!」の声を聞くために今日も一日、私もガンバロウ!