今日の一日3

25日の中2の授業は、式の計算の利用でした。
分配法則、多項式多項式、単項式×単項式など計算を中心とした学習でしたが、いよいよ式の利用へ突入。


式の値、等式の変形、式の証明など今までの実力が試される内容です。
しかし、式の証明となると、すらすら今までのように解けるわけではありません。
仮定→結論への至る道筋が必要です。これは、後に図形で行う三角形や四角形の証明問題の前哨戦です。


生徒たちはその手順や方法を知りません。
当院では、先ず問題文の読み取り方から証明の手順を詳しく書いたプリントを配布し、それを解説・説明した後、オリジナル例題で練習することから始めます。


3で割り切れるとは? 奇数の表し方は? 二桁の表現方法は?など基本的な内容から入り、証明問題を書き上げる方法へと進めていきます。


「計算は得意やけど、文章題が・・・」という生徒はたくさんいます。
そんな生徒に判りやすく指導するには、既成の問題ではなく、生徒たちの目線にたった解説プリントが必要です。


「よ〜し、先生に任せなさい!」と、生徒たちに自信を持たせるように、解説していきます。
最初はおそるおそる自信なげに解いていたN君も次第に満足のいく解答式を書き上げるようになってきました。
「そうや!、そういうことや!」と背中を後押し。次第に判るようになってきたようです。
次回はその理解度を調べるために、チェックテストで確認します。


他の生徒たちは、等式の変形の仕方を書いたオリジナル解説プリントで練習の真っ最中です。(もちろん、解説・説明済み)
各自のノートを巡回確認しながら、間違い箇所を指摘していきます。
「みんな、ガンバロウ!」