県祭りですが…

羽拍子学習院のある宇治市は、京都府の南部に位置しています。
宇治市で有名なのは、平等院宇治茶ですが、他にも源氏物語の後半部分の宇治十帖の作品でも知られています。
また、黄檗山万福寺は中国明の僧隠元によって開かれた寺院で有名です。
インゲン豆を中国からもたらしたのも、隠元です。


もちろん、観光地としても年間を通じて多くの観光客が訪れますが、春は桜、夏は鵜飼い、花火、秋は紅葉と見所がいっぱいです。


ところで、今日6月5日〜6日にかけては「暗闇の奇祭」と言われる県祭りが行われます。6月5日の深夜、明かりのない暗闇の中で、梵天(ぼんてん)渡御と呼ばれる儀式があり、町内の男集が、梵天と呼ばれる神輿を担ぎます。
この頃から、宇治にもいよいよ夏がやってきたなあ、という実感が湧いてきます。


もっとも、小・中学生などは、祭そのものより、沿道に並ぶ露店がお目当てであることは言うまでもありません。


そんな中、当塾では、「先生、今日塾あるの?」「◯◯塾は休みなんやてえ」という生徒達の言葉にもめげず、一生懸命授業を展開するのであります。
明日は中3にとって初めての模擬試験を実施することになっているので、祭に浮かれている場合ではないのですよ。
模擬試験ガンバロウ!