水溶液の実験2

前回に引き続き、6年生、理科の授業は水溶液の実験。
今回は「水溶液と金属」です。


塩酸にアルミニウムを溶かしたときの変化の様子と、そのときに発生する気体、できた水溶液は何かを調べました。
今回は写真はアップしていませんが、アルミニウムがシュワ、シュワと音を立てながら徐々に溶けていき、やがて水溶液がネズミ色になっていく様子をじっくり観察しました。


突然、教室の電気を消す。
時刻は午後6時前。
「先生、何すんの、暗いやん。何にも見えへんで」


そこで、試験管を逆さまにして集めた気体に火をつけると、…。
「キュッ!」と音がして、炎を出して燃え上がりました。
「わあっ! びっくりした」


同じことを今度は溶けていく水溶液の試験管の口を生徒に親指で押さえさせ、再度実験。
「先生、指が押さえつけられるようや!」との感想。
「何でやと思う?」
ということから、発生した気体の性質を考えさせる。


また、できた水溶液を蒸発皿にとり加熱。
「臭っ! この前と同じ臭いや!」「結晶が出てきたで。」…
といった反応から、それが何であるかを考えさせました。


アルミニウムはさびないが、水溶液には溶けるという事実を目の当たりにすることで、生徒には新しい発見があったようです。
次回はこの実験で分かったことをもとにして、練習問題を解いていきます。