あっ、先生!
今日、22日は秋分の日。
朝からお彼岸のお参りに行き、その帰りにケーキ屋さんに寄って買い物をしていると、
「あっ、先生!」という声が。
振り向くと「Kです。」と、若いお母さんが立っていた。
「……」。一瞬の間をおいて、「ああ、Kさん。」と思い出した。
「お久しぶりです。先生、昔と変わりませんね。」
「いやあ、ここ(頭を指差し)が薄くなってしまったよ。元気そうやなあ。」
「先生、まだ塾を続けているのですか。」
「バリバリ元気にしているで。」
「私の子です。」と言いながら指を指すと、そこには3人の小さい子がニコニコしながら立っている。
「えっ! 若いお母さんやなあ。」
「この子らが大きくなったら、お願いします。」
中学生の頃のことを思うと、信じられない感じがする。
「Mさんも、Sさんも元気にしていますよ。今度Sさんに二人目の子供が産まれるんですよ。」
「そうかあ、みんなそんな年頃になったんやなあ。」と感慨深くなってしまった。
生徒として、当院に来ていたのは17年も前のことです。
「また、機会があればみんな揃って顔を出して。」と言ってその場を後にすると、
「バイバイ!」と、小さなかわいい声で、一人の子が手を振ってくれました。
水溶液の実験2
前回に引き続き、6年生、理科の授業は水溶液の実験。
今回は「水溶液と金属」です。
塩酸にアルミニウムを溶かしたときの変化の様子と、そのときに発生する気体、できた水溶液は何かを調べました。
今回は写真はアップしていませんが、アルミニウムがシュワ、シュワと音を立てながら徐々に溶けていき、やがて水溶液がネズミ色になっていく様子をじっくり観察しました。
突然、教室の電気を消す。
時刻は午後6時前。
「先生、何すんの、暗いやん。何にも見えへんで」
そこで、試験管を逆さまにして集めた気体に火をつけると、…。
「キュッ!」と音がして、炎を出して燃え上がりました。
「わあっ! びっくりした」
同じことを今度は溶けていく水溶液の試験管の口を生徒に親指で押さえさせ、再度実験。
「先生、指が押さえつけられるようや!」との感想。
「何でやと思う?」
ということから、発生した気体の性質を考えさせる。
また、できた水溶液を蒸発皿にとり加熱。
「臭っ! この前と同じ臭いや!」「結晶が出てきたで。」…
といった反応から、それが何であるかを考えさせました。
アルミニウムはさびないが、水溶液には溶けるという事実を目の当たりにすることで、生徒には新しい発見があったようです。
次回はこの実験で分かったことをもとにして、練習問題を解いていきます。
中1の授業から
只今、方程式の授業をしています。
これからの数学の計算や考え方の基本となる単元です。
「等式の性質」をしっかり理解した上で、移項を使った計算問題を練習しました。
本日はその導入部分だったので、90分の授業時間をフルに解説と式の書き方に費やしました。
この部分の理解をしっかりすることで、あとの( )や分数、小数などの計算がスムーズに行えることになるはずです。
計算をしっかりできるようにしておけば、文章題の内容を解説するときに、時間がたっぷりとれることになります。
今後の生徒の理解のようすが楽しみです。
水溶液の実験
本日の理科の授業は、「水溶液の性質」
固体が溶けた水溶液と気体が溶けた水溶液のちがい、結晶として取り出せるかどうかの確認、また、それぞれの性質などを実験しました。
食塩水と塩酸を例に実験開始。
写真のように蒸発皿に水溶液を入れ、アルコールランプで熱した後の変化を観察しました。
食塩水実験時での反応
「先生、プチプチいうてきたで、あちっ!」
「水分が蒸発して、溶けてた物が"結晶”となって出てきんたんやで! それは何かなあ? なめてみてみ。」
「からっ、 塩1
「そう、食塩の結晶やで。」
続いて、塩酸の反応
「何か、臭うで、」
「湯気を嗅いでみ。」
生徒は手で扇いで、「うわっ、塩酸のにおいや」
「そう、塩酸に溶けていた“塩化水素”という気体が出てきたんやで。」
と、いった調子で本日も楽しく実験をしました。
また、酸性、アルカリ性を調べるために塩酸と石鹸水をリトマス紙、BTB溶液をつかって実験しました。
が、残念ながらリトマス紙は長年の時間経過により『風邪をひいて』いて、反応しないので、BTB溶液でのみの実験となりました。
参考書や教科書には書いてあっても「百聞は一見にしかず」。
記憶に残る程度が違います。
実験結果を踏まえて問題練習。一発で理解できました。
「先生、実験はたのしいなあ!」で、本日お・わ・り。
夏期講習再開
10日から夏休みでしたが、20日から再開です。
前半戦は国語、社会、英語、数学をみっちり基本事項を復習しました。
特に国語、なかでも社会はこの時期にしかできない事柄を総確認しました。
入試に出る箇所の重要項目を覚えやすくまとめた当院自慢の資料を全員に配布。
参考書には載っていない塾の目線でまとめてあります。
これがあれば百人力?!と、思って活用して欲しい。
後半戦は理科、英語、数学の復習です。
英語、数学は重要科目なので、前・後半とも講習します。
二学期からは、入試戦線後半です。
9月の模試で良い結果を出し、これからの勉強に弾みをつけてもらいたいと思っています。
暑い夏もやがては終わります。涼しい秋に向かってガンバロウ!