作文添削

今日は作文について書きます。


毎年公立高校を推薦または特色選抜で受験する生徒は、作文を書かなければなりません。
生徒たちに聞くと、「小学生以来書いたことがない」と言います。
実際、書いてもらうと、何ともつたない文章を書いて提出します。


羽拍子学習院では、毎年、12月頃から作文の添削指導をしています。
一人につき平均2〜3回添削指導しています。赤ペンで添削するのですが、元の原稿が真っ赤になるぐらいになります。(入試の作文だからそれだけシビアなんですよ〜。)


原稿用紙の使い方から、誤字・脱字をはじめ、文体、文章の構成、内容の訂正など多岐にわたります。
一人の原稿を添削するのに数時間かかることもしばしばです。(お茶を飲みつつも実はしんどいです 汗)
しかし、回を重ねると、徐々に内容のある筋の通った文章を書くようになってきます。


もちろん、ただ単に書くのではなく、書くポイントや決まり事を書いた資料、過去の生徒の見本文を添付し、説明をした上で書いてもらっています。
そして、添削した箇所の理由とチェック項目に照らして点数化したプリントをつけて、本人に返却します。


最初のつたない文とは見違えるような段落構成で書くようになってくれると苦労が報われます。(嬉)