酸素の実験

昨日12日は暖かな日でした。桜の花も今度の日曜日が最後の見頃とか。「花の色はうつりにけりな・・・」


さて、この日は6年生の理科の授業でした。
前回に引き続き、「物の燃え方と空気」を学習しています。
この前は、携帯酸素を使って物が燃える実験をしたのですが、本日は、酸素の発生の実験を行いました。
  
長年使っている実験道具で、実験開始。
まず、フラスコに二酸化マンガンを入れて、ゴムせんをし、三角ろうとに過酸化水素水を入れ・・・と、実験の手順を黒板に書き、説明しながら進めていく。
生徒のH君に手伝ってもらう。

「水の中で集めるんやけども、最初に出てくる泡は集めないんやで。何でや思う?」
「?」
「フラスコの中は二酸化マンガンだけかな? 目には見えないけど、何かないかなあ?」
「空気!」
「そうや! 空気には、酸素以外のものもあるしね。それは集めたくないやろ。」
「水の中ですると、泡が目に見えるからどれだけ集まったかよくわかるよねえ。こんな方法を水上置かん法というんやでえ。
「ふう〜ん!」
と、いったやり取りをしながら進めていく。


しっかり目で見て記憶に残るように、2・3回繰り返す。その結果を板書し、確認したのち、問題演習をして、授業終了となりました。